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■「中央調査報(No.574)」より「レジャー白書2005」に見るわが国の余暇の現状と課題

4.特別レポート 「インバウンド 日本の魅力再生」
 最後に、特別レポート「インバウンド 日本の魅力再生」の趣旨を簡単にご紹介する。レジャー白書では、毎年特別レポートとして話題のテーマを取り上げて分析を行っている。本年は、「観光立国」の潮流の中で、外国人観光客を受け入れるインバウンド促進の動きに注目し、日本の魅力発見の取り組みによる「地域主役の観光立国創造」について提唱した。


 政府が目標とする「訪日外国人1,000万人時代」が到来すると、従来の観光地だけでなく、ふつうの地域を外国人旅行者が訪れはじめる。こうした外国人旅行者の居住地域への受け入れについては、日本人の7割以上の人が歓迎意識を持っていることが今回の調査により明らかになった。一方、現在の中心であるアジア人客の7割はすでに訪日リピーターであり、個人旅行の比率も高まる今後は、日本の魅力は何か、地域の魅力は何かが、改めて問われるようになる。
 将来に向けてカギとなるのは、実際の受け皿となる“地域サイド”の対応である。住民自身が地域で余暇を楽しみ、地域の魅力を発掘し、来訪者に誇りをもって地域を紹介するような地域であれば、外国人旅行者にも日本人観光客にも“訪れてみたい”場所となるだろう。地域を楽しむための空間やサービスを提供する観光産業やレジャー産業の果たすべき役割も、いままで以上に大きくなるものと思われる。(了)




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