中央調査報

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■「中央調査報(No.644)」より

第621回 時事世論調査 〔2011年5月結果〕

 5月の時事世論調査の結果がまとまった。菅内閣の支持率は前月比1.4ポイント増の21.9%で、3ヵ月連続で上向いた。不支持率は同2.1ポイント下がって59.5%。東日本大震災の復旧・復興への対応の遅れや、福島第一原発事故での不手際が国民の不安を募らせた。総理大臣として判断した中部電力の浜岡原発全原子炉停止の要請も、支持率の目立った回復にはつながらなかった。
 調査は被災した福島県と茨城県の一部を除く全国の成人男女1977人を対象に、個別面接聴取法で5月13日から16日に実施。有効回収(率)は1304(66.0%)だった。


内閣支持率


 政党支持率は、民主党が前月比0.2ポイント増の10.2%。自民党は1.1ポイント減の16.5%で、7ヵ月連続で民主党を上回ったものの、両党の差は6.3ポイントと前回より若干縮まった。支持政党なしは1.7ポイント増の64.0%。


政党支持率