中央調査報

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■「中央調査報(No.645)」より

第622回 時事世論調査 〔2011年6月結果〕

 6月の時事世論調査の結果がまとまった。菅内閣の支持率は前月と同じ21.9%、不支持率は同0.1ポイント増えて59.6%だった。菅内閣の震災の復旧・復興の遅れや原発事故の対応への不満を理由に、野党3党は内閣不信任決議案を提出、民主党内にも同調の動きが広がった。採決直前に首相が退陣意向を示唆したため、本会議で否決されたが、退陣時期を明確にしていない首相には再び党内から批判が強まり、支持率の低迷が続いている。
 調査は震災から3ヵ月ぶりに通常の全国成人男女2000人を対象に、個別面接聴取法で6月10日から13日に実施。有効回収(率)は1340(67.0%)だった。


内閣支持率


 政党支持率は、民主党が前月比2.6ポイント増の12.8%。自民党は1.9ポイント減の14.6%で、8ヵ月連続で民主党を上回ったものの、両党の差は1.8ポイントと前回より縮まった。支持政党なしは0.9ポイント減の63.1%。


政党支持率