中央調査報

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■「中央調査報(No.663)」より

第640回 時事世論調査 〔2012年12月結果〕

 12月の時事世論調査の結果、野田内閣の支持率は前月から0.9ポイント増の18.2%、不支持率は3.6ポイント減の58.7%だった。野田首相在任期間中の最高支持率は発足直後の2011年9月の50.1%で、最低支持率は前月11月の17.3%だった。平均支持率は27.1%で、池田内閣以降の25内閣では、宇野内閣=14.8%、森内閣=19.8%、麻生内閣=22.3%、宮沢内閣=25.6%、菅内閣=26.0%に次いで6番目に低かった。
 11月16日衆院解散、12月4日公示、12月16日投開票の衆院選で、野田首相は社会保障整備の重要性や景気対策、「2030年代に原発ゼロ」などを訴えたが、民主党は議席数57と惨敗。自民党は294を獲得し、公明党の31と合わせて衆院定数の3分の2超を確保した。
 調査は全国の成人男女2,000人を対象に、個別面接聴取法で12月7日から10日に実施。有効回収(率)は1,311(65.6%)だった。


内閣支持率


 政党支持率は、民主党は前月比0.7ポイント減の5.9%で、政権与党となって以来最低。自民党は前月比1.3ポイント減の15.3%で、両党の差は前月の10.0ポイントから9.4ポイントとやや縮小した。民主党は、鳩山内閣発足時の09年10月調査の29.4%をピークに減少を続けた。自民党は、菅内閣の10年12月調査の17.8%がピークで、ほぼ横ばい状態だった。なお、「日本未来の党」に「国民の生活が第一」などが合流、「日本維新の会」には「太陽の党(旧「たちあがれ日本」)」や「日本創新党」が合流。


政党支持率