中央調査報

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■「中央調査報(No.684)」より

第661回 時事世論調査 〔2014年9月結果〕

 9月の時事世論調査の結果、安倍内閣の支持率は前月比7.2ポイント増の50.7%、不支持率は同7.8ポイント減の27.3%となった。
 安倍首相は、広島の原爆慰霊式での挨拶内容が昨年と変わらずコピーではとの指摘を受けた。また、夏休み中に広島市で発生した大規模土砂災害の一報を受けてもゴルフを続け、官邸に入ってからもすぐに別荘へ帰ったことなどで批判されたが、9月に入ってからの内閣改造で女性閣僚5人を任命し、石破幹事長を地方創生担当相とするなどの人事が好感され、支持率上昇に影響したとみられる。
 調査は全国の成人男女2,000人を対象に、個別面接聴取法で9月5日から8日に実施。有効回収(率)は1,291(64.6%)。


内閣支持率


 自民党は前月より3.7ポイント上昇し27.6%となった。民主党は前月比1.3ポイント減の4.0%、公明党は0.5ポイント減の3.3%となった。日本維新の会(橋下系)は0.9%で、前月より0.3ポイント減った。共産党と社民党はそれぞれ0.3ポイント増の1.8%と0.7%だった。みんなの党、結いの党、次世代の党はほぼ前月並みだった。支持政党なしは59.9%で前月より1.7ポイント減少した。


政党支持率