中央調査報

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■「中央調査報(No.570)」より

 2005年「パーソナル先端商品の利用状況」結果概要


  社団法人 中央調査社は、全国2,000人の20歳以上男女個人を対象とする調査から、「家庭向け・個人向け先端商品の利用率、利用意向率」をまとめました。調査時期は2005年3月、回収率は66.9%(有効回収1,337人)です。この調査は1986年11月から毎年行っており、経年比較によって各商品の伸長などを読み取ることができます。また、今後の利用意向も聞いています。ここでは主要商品の利用率を簡単に紹介します。


《利用率》
 ・AV関連機器等のうち、「BS放送用受信装置」は前回並みの33.8%で、3人中1人の利用率。「CS放送用受信装置」は7.0%、「BSデジタル放送用受信装置」は6.8%、ともに漸増傾向だが、伸び率は大きくない。「液晶テレビ」は今回さらに増加して1割(10.0%)に達した。「プラズマテレビ」は2.6%の利用率である。

 ・パソコン関連機器では、前回大きく伸びた「パソコン(計)」は前回と同水準の48.7%。パソコンのうち、「デスクトップ型」はやや減少して27.8%、これに対して、「ノート/ブック型」は27.4%、「ミニノート型」は8.2%でともに漸増傾向にある。

 ・通信関連等では、「インターネットの利用」は、34.0%の利用率で、「パソコン利用者に限る」と7割(69.8%)の利用となる。「ブロードバンド回線の利用(ADSL、光ファイバー、CATV)」は前回より4.7ポイント増加して21.9%と順調に伸び、「インターネットの利用者」の3人中2人が“ブロードバンド・ユーザー”となった。

 ・「携帯電話(計)」は微増の69.0%と7割の利用率に近づいた。携帯電話のうち、「カメラ、TV電話、電子マネー決済、音楽配信機能付き携帯電話」が微増して42.5%と4割を超えた。

年代別利用率・意向率

 *結果の概要は弊社ホームページ(http://www.crs.or.jp/data/pdf/ptg2005.pdf)に掲載しています。
 *また、詳細なクロス集計表は有料(15,750円)で頒布しています。