中央調査報

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■「中央調査報(No.631)」より

第608回 時事世論調査 〔2010年4月結果〕

 4月の時事世論調査の結果がまとまった。鳩山内閣の支持率は前月より7.2ポイント減少して23.7%と、政権運営の「危険水域」とされる2割台前半まで急落した。不支持率は前月から8.0ポイント増えて56.5%と半数を超えた。「5月末までに決着する」と公言した沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題についての具体的な解決策が見えず、混迷状態に陥った内閣の現状が反映されたものとみられる。
 調査は全国20歳以上の男女2,000人を対象に、個別面接聴取法で4月9日から12日に実施。有効回収(率)は1,341(67.1%)だった。


内閣支持率


 政党支持率は、民主党は17.2%と前月から2.1ポイント減少した。自民党は1.0ポイント減の14.2%となり、両党の差は3.0ポイントに縮小した。公明党3.8%、みんなの党2.1%、共産党1.4%、社民党1.0%、新党日本0.1%、国民新党はゼロ。支持政党なしは2.0ポイント増えて57.5%となった。


政党支持率