中央調査報

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■「中央調査報(No.641)」より

第618回 時事世論調査 〔2011年2月結果〕

 2月の時事世論調査の結果がまとまった。菅内閣の支持率は17.8%と前月比3.5ポイント減少し、10年6月の発足以来初めて2割を割り込んだ。鳩山内閣退陣前の19.1%も下回り、政権交代後最低を記録した。不支持率も同4.5ポイント増の63.7%と、最悪となった。支持率下落の背景には、野党が参院の多数を占める「ねじれ国会」の下、11年度予算関連法案成立への展望が開けない上、強制起訴された小沢一郎元代表の処分をめぐる党内の混乱があるとみられる。
 調査は全国20歳以上の男女2,000人を対象に、個別面接聴取法で2月10日から13日に実施。有効回収(率)は1,298(64.9%)だった。


内閣支持率


 政党支持率は、民主党が前月比1.6ポイント減の11.9%。自民党は2.3ポイント減の14.9%で、自民党が4ヵ月連続で民主党を上回ったものの両党とも減少。支持政党なしは6.5ポイント増の65.4%に上昇。


政党支持率