中央調査報

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■「中央調査報(No.670)」より

第647回 時事世論調査 〔2013年7月結果〕

 7月の時事世論調査の結果、安倍内閣の支持率は前月比3.8ポイント下落し53.6%、不支持率は同3.3ポイント増の23.3%となった。支持率の減少は3か月連続で内閣発足時の54.0%を初めて下回った。
 米金融緩和縮小観測や中国経済の変調などで株価の乱高下が続き、アベノミクスの評価についてさまざまに議論されはじめたことや、高市早苗政調会長が「福島第一原発事故で死者が出ているわけではない」と発言、すぐに徹回したことなどが影響したとみられる。
 調査は全国の成人男女2,000人を対象に、個別面接聴取法で7月5日から8日に実施。有効回収(率)は1,298(64.9%)。


内閣支持率


 自民党は前月比2.3ポイント減の25.4%で、内閣支持率と同様3か月連続で減少した。民主党は前月比0.4ポイント増の3.9%、公明党は1.9ポイント増の4.4%で民主党を上回った。維新の会は0.1ポイント減の1.6%で、0.4~0.5ポイント上昇の共産党やみんなの党に逆転された。支持政党なしは58.7%で前月比1ポイント減少。


政党支持率