中央調査報

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■「中央調査報(No.671)」より

第648回 時事世論調査 〔2013年8月結果〕

 8月の時事世論調査の結果、安倍内閣の支持率は前月比0.6ポイント上昇し54.2%、不支持率は同3.4ポイント増の26.7%となった。支持率はやや上向いたが、不支持率は4カ月連続の上昇となった。
 安倍首相は7月4日告示、21日投票の参議院選挙のため遊説した各地でアベノミクスの成果や国会のねじれ解消を訴えた。景気回復の期待に支えられて高支持率を維持してきた波に乗り、選挙結果は事前の予想通り与党の圧勝に終わり、自公両党は両院での過半数を獲得、法案通過に不安のない状況を実現した。選挙戦を通じて政策の是非が論じられる機会も増えたことが支持・不支持に影響したとみられる。
 調査は全国の成人男女2,000人を対象に、個別面接聴取法で8月8日から11日に実施。有効回収(率)は1,271(63.6%)。


内閣支持率


 自民党は前月比26.5%で、1.1ポイント上昇した。民主党は前月比0.1ポイント減の3.8%。公明党は1.2ポイント減少して3.2%となり民主党を下回った。反対に日本維新の会は1.2ポイント増の2.8%となった。前月に大きく上昇した共産党は2.0%で変わらず、みんなの党は0.1ポイント減の1.6%で、1か月ぶりに維新の会が野党第2党の座に復帰。支持政党なしは57.7%で前月より1ポイント減少した。


政党支持率