中央調査報

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■「中央調査報(No.752)」より

第729回 時事世論調査 〔2020年5月結果〕

 5月の時事世論調査によると、安倍内閣の支持率は38.1%、不支持率は61.3%だった。3月まで調査員による個別面接法で実施してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により4月は中止、5月は初の郵送法で実施した。従来、内閣支持に関しては、明確な意思表示をしない人を「わからない」と分類してきた。今回は質問票に「支持する」「支持しない」の2つを明示して選んでもらったことにより、これまで「わからない」と答えていた層の多くが「支持しない」にシフトしたものと考えられる。
 調査は全国の18歳以上の男女2,000人を対象に郵送法で実施。5月21日に一斉投函し、6月1日到着回収分で締め切った。有効回収(率)は1,025(51.3%)。

 郵送法で実施したため、「政党支持率」は参考として紹介する。
 自民党の支持率は前回調査(3月、以下同様)と比べ6.9ポイント増の30.9%。以下、立憲民主党は3.1ポイント増の6.6%、公明党は0.5ポイント増の4.0%、共産党は1.8ポイント増の3.4%、日本維新の会は6.4ポイント増の7.7%といずれも支持率は上昇した。それに対して支持政党なしは20.4ポイント減の42.0%となった。