「第14回　人気スポーツ調査」結果の概要| 中央調査報

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■「中央調査報（No.584)」より

　■　「第14回　人気スポーツ調査」結果の概要

　中央調査社は、5月11日から14日にかけて「人気スポーツに関する全国調査」を実施しました。調査は無作為に選んだ全国の２０歳以上の2,000人を対象に個別面接聴取法で行い、1,332人から回答を得ました。1993年以来、毎年行っており、今回で14回目となります。

１．最も好きなスポーツ選手

・	「イチロー」が２年連続１位をキープ。続く２位の「松井秀喜」も昨年と順位は変わらないが、「イチロー」と「松井（秀）」の差は昨年より開いた。
・	３位には、トリノオリンピック金メダリストの「荒川静香」が初登場。フィギュアスケート選手が上位10位に入るのは今回が初めて。
・	サッカーでは、日本代表の「中田英寿」「中村俊輔」がトップ10入り。「中村」は初のトップ10入り（前回Ｗ杯の行なわれた02年は17位）。
・	阪神「金本知憲」が７位に初登場。
・	「イチロー」は性別･年代別すべてにおいて１位と圧倒的な人気振り。「荒川」は、女性の支持が高い（女性で２位・男性では６位）。

２．好きなプロスポーツ

・	「プロ野球」が過半数を占め、依然として人気ナンバーワン（96年以来1位をキープ）。２位には「プロサッカー（Ｊリーグ）」、３位は「大相撲」。いずれも03年以降減少傾向にあったが、今年は上昇した。
・	「大相撲」は２割台に復活したが、以前ほどの人気はみられない（95年には５割を超えていたが以来下降）。
・	女性より男性でプロスポーツ人気が高い傾向は変わらない。
・	男女とも加齢とともに「大相撲」人気が上昇する傾向も変わらない。

３．一番好きなプロ野球チーム

・	「巨人」が１位、２位は「阪神」で、ともに93年の調査開始以来人気が安定している。３位は「中日」が昨年に引き続き、「ソフトバンク」は昨年より0.9ポイント増加し同率３位となった。
・	05年日本シリーズ優勝の「ロッテ」は昨年とほぼ変わらず11位。
・	地区別にみると、「阪神」は地元“阪神・近畿ブロック”では５割を超える人気の高さ。
・	リーグ別にみると、セ･リーグの人気が６割近い。
・	好きな球団は「ない」と答えた人は、昨年より減少した。